キッズコーチ

キッズコーチ

太田沙希

Saki Ota

入社3年目

健康スポーツ科チャイルドスポーツコース 卒業

 

レアレアなら、私も、お客さまにとっても、

楽しい場所になると思った。

専門学生の時に、レアレアとは別のスポーツクラブでキッズスクールのアルバイトをしていたんです。レッスンや子どもたちとのキャンプを通して、一緒に働いていたメンバーたちから、この仕事のやりがいをたくさん教わりました。幼稚園で働くことも考えていた私にとっては、人生の分岐点になるくらい濃い2年間でしたね。そのスポーツクラブで働くことも考えたんですが、でも、もうあの大好きなメンバーはいない。みんなそれぞれ別の道に進んでしまって…。だから今度は、あの時体験した充実感を得られる環境を私がつくっていこうって思ったんです。レアレアを選んだ理由は、社長や支配人との距離が近く、私の挑戦を受け入れてくれそうな環境があったから。しかも、しつけにも力を入れているキッズスクールの指導方針にも共感しました。

 

お母さんも困っているくらい、分かり合えない子がいた。

アスレチックのクラスに5歳の男の子がいました。最初、話も聞けないし、座ることさえ理解できなかったんです。もう全然言うことを聞いてくれなくて、本当に失礼な話だけど、宇宙人と思えちゃうくらいの子でした。その子にずっと付きっきりで、「この子のやる気スイッチどこ〜!?」って探していました。そういう日々が続いて、4ヶ月くらい経った頃かなあ。ある時「はい!」って返事をしてくれたんです。今まで全然「はい」って言えなかった子がですよ!もう、もう、びっくりしました!本当に嬉しかった!!それを境に毎週少しずつ変わっていくんです。私も、「ちゃんとお話を聞けてるね!」とか、「あ、並べるようになったね!」とか、どんなちっちゃいことでも見つけて、たくさんほめました!スクールで一緒だったお友だちも「今は並ぶ時間なんだよ」っていうふうにいろいろとアドバイスをしてくれたのも大きかったのかもしれません。その頃、その子のお母さんから「家でもちゃんと話を聞けるようになった」というお話をうかがいました。そして「ありがとうございます」と言われたんです。自分のやっている意味をすごく、すごく実感できました。

 

いろんな子どもがいる。だから、フォーマットなんてない。

この子は、これで変われた!と思っても、他の子にはハマらないんですよ。しかも、天候や気圧によっても子どもって変わっちゃう。その場でパパッと向き合い方を変えないといけないんです。引き出しがいくつあっても足りない。たとえば、みんなで競争した時に、悔しいっていう感情や、やったー!っていう感情など、それぞれいろんな感情が出てくるんです。その中で、競争で負けて「あー!ダメだー!」って落ち込んでいる子には、「さっきはここまでだったけど、今はここまでできたよ」ってほめてあげるんですね。それでも、その言葉が届かない子がいる。だから、他のところでぼそっと「あのとき良かったね」とほめてみる。すると、その言葉がやっと響くんでしょうね。水泳のバタ足が小さかったのに、すごいバタバタバタ〜!って一瞬で変わったりするんです。よしっ!やったー!ってすごく嬉しくなりますね!レアレアには、いろんな子がやってきます。たとえば、障がいを抱えている子も。だからこそ、どの子にも一人ひとりちゃんと付き添える指導者になっていきたいと思います。

 

大人向けのクラスも担当できます!

キッズスクールでは、スイミング、アスレチックスクール、からだづくりを担当していますが、大人向けのクラスも持っています。今は、オーラヨガ、ストレッチ、ノルディックウォーキング、レアフィットのレッスンも持っています。大人向けのレッスンで得た引き出しをキッズスクールに活かしたり、その逆もあります。

 

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ラストウェルネスQ&A

Q.他社とここが違う!という特徴は何ですか?

A.子どもたちが泳法などの技術を身につけるだけでなく、社会に出てもちゃんとやっていけるような人間性をつくっていると感じています。たとえば、体操マット運んでいるお友だちがいたら、一緒に持ってあげるという思いやりの心だったり、他の子にも手伝うように言ったりするリーダーシップだったり…。学校や家ではなかなか教わらないようなことも学べると思います。

 

Q.1番のやりがいは何ですか?

A.子どもたちが先週できなかったことができるようになったり、自信を持ってお友だちに教え合いっこしたりして、体も心も上達していているところを実際に見ると嬉しいですね。「楽しい!今日はこれで練習終わりなの~?」と言ってもらえるのが1番のやりがいです。

 

Q.仕事で大変だったことは何ですか?

A.子ども1人1人の個性に合わせてやる気を引き出してあげることが大事と思ってばかりで、なかなか叱ることができなかったんです。先輩社員の方に相談をしながら、その子のため!と思い、褒めるだけでなく叱ることもできました。

 

Q.あなたのミッションは何ですか?

A.私、小さい頃はインドアだったんです。それが偶然ソフトボールに出会って人生が変わりました。何がきっかけになるか分からない。だから、子供たちにも運動の楽しさを伝えていきたい。あと、お母さんやお友だちへの感謝を忘れない心を持ってもらえるようにしていきたいです!

 

Q.そのミッションを実現するために日々意識していること、 実行していることは何ですか?

A.キャンプやスキーなどの企画に力を入れています。新しいスポーツと出会うことで、新しい可能性を感じてもらいたいです。それから、保護者の方と離れた環境だからこそ、洋服をたたむなどお母さんにやってもらっていたことが、自分でできるようになったりします。イベントが終わると、甘えていた子がちょっとお兄さんになっていたりするんです。

 

Q.どういうスタッフに成長していきたいですか?将来の夢は?

A.レアレアに通っている子どもたちの第二のお母さんになりたいです。私のレッスンを通して、体力面、精神面、技術面の向上を目指すだけでなく、大人になるために必要な「ルールを守る」「感謝の気持ちを大切にする」などの成長の手助けをしていきたいです。

 

Q.一緒に働いている社員はどんな人たちですか?

A.全社員が目標とミッション(将来自分が達成したいこと)を持っていて、それを実現するために毎日、限られた時間の中で、業務やレッスンを行っています。何か問題が起こった時は、社員みんなで解決策を考えて、明るく、パワフルにさまざまな壁を乗り越えています!!

 

Q.休日はどんな風に過ごしていますか?

A.最近は、お気に入りのロードバイクでサイクリングしたり、ベランダで日向ぼっこをしたり…。あとは、野球観戦。高校野球からプロ野球まで、実際に球場に行って観戦することもあります。

 

Q.一緒に働く未来のスタッフへメッセージ!

A.極論を言うと、結局スポーツクラブって基本どこも同じで、指導する人によって変わるんじゃないかなって思うんです。一人ではできないことも、ここにいる頼もしいスタッフとなら実現することができます。大きな目標を持っている方、是非私たちスタッフと一緒に夢を実現していきましょう!!